蝌蚪工房 Tadpole works :(昆虫部) 播州秋津日記

播州地方を中心にトンボの観察記を綴ります。「生息地を教えてくれ、」「標本を譲ってほしい」などのコメントはお断りしてます。

O山のチビクワガタ

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先日、長男と二人で城北フィールドの一つ、

O山でチビクワガタのコロニーを発見。

実は、8月にも同じO山で樫の木をうろつくチビクワガタ1頭を採集していたので、

何処かにコロニーがあるだろう・・・と思っていましたが、

それらしきアベマキの立ち枯れ材を発見、バキッと折ってみると、
おそらくつがいの成虫2頭、と蛹が2つ。


多分、幼虫もぞろぞろと居るんだろうけど、

そこは「資源保護」という名目で、
幼虫(と、まだ探せばいるだろう成虫)はスルーしながら、
飼育用に成虫2頭と蛹が2つをお持ち帰り。

 

チビクワガタは、成虫での雌雄判別は不可能。


チビクワガタ-Figulus binodulus:によると。

確実に雌雄判別したければ、蛹の時に交尾器を見ると良い。
♂の蛹にはぐるぐる巻いたコロネみたいな交尾器が付いている。

らしいのだが・・

要は、オスの蛹は「ち●ち●、丸出し」という事か・・・

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うーん・・・・

 

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どうやら、蛹は雄と雌それぞれ居るみたい。

これで繁殖できるのかな・・・?

 

ちなみに、成虫の飼育ゲージはこんな感じにセットアップ。

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底から1センチほどは、

採集した時に割ったアベマキを細かく砕いて加水した物を

マットプレスで固めて敷き詰め、その上に同じアベマキの樹皮を置いた。

餌台は小さい2穴タイプにして、餌は今のところ「乾燥アカムシ」

 

今のところ、結構気に入ってるみたい。。

 

魚肉ソーセージも与えてみよう・・・