エゾトンボは何処?
今年見つけたハネビロエゾトンボの生息地、
ちゃんとメスが居て、産卵している所を確認したので、「生息地」として
間違いではない、と思いますが・・・・
もちろん、オスも居ます。
この場所では、個体数は決して少ないわけではなく、細流の上をいくつかに区切って
それぞれの、オス・メスが産卵に適した場所を交代して使っている感じです。
その湿地の水源となっているのは、
名もなき溜池。
標高も決して高いわけではなく、せいぜい海抜30mほどの場所です。
この溜池の堤防に空いた穴(たぶんアナグマあたりが開けた穴)から染み出した水が、
休耕田(放棄水田)を湿原に変えて、さらに遷移が進んだ状況です。
もう、5月の末に来たら、ぜったいサラサヤンマ居るやろ・・・という場所ですが、
なぜ・・エゾトンボが居ない!!
近畿地方に生息するエゾトンボ科3種:
タカネトンボ、エゾトンボ、ハネビロエゾトンボのうち、
まぁ、普通は混生しているはず。。。の、エゾトンボが見つからない。
この地元では、一番標高の高い場所に生息するはずのタカネトンボは、
標高50mほどの湿地にも生息してるのに・・・
標高が低くて、明るい湿地や休耕田に生息していて、兵庫県RDB Cランクの
ハネビロエゾトンボより見つからないなんて・・
やっぱり、探し方が良くないのかなぁ。。。