蝌蚪工房 Tadpole works :(昆虫部) 播州秋津日記

播州地方を中心にトンボの観察記を綴ります。「生息地を教えてくれ、」「標本を譲ってほしい」などのコメントはお断りしてます。

少し暖かい日曜日

f:id:ishida-akikoto:20160131202029j:plain

本日の姫路市は、最高気温11℃と少し暖かかった。

家の玄関を出たところを、のこのこ歩いていたキマダラカメムシ

1770年に長崎で初めて確認されたという南方系外来種で近年、生息域が北上しているらしい。。

 

そして、もう一種。

 

やはり、近所の山で朽木をバラしたら出てきた・・・

f:id:ishida-akikoto:20160131202533j:plain

XXXオオキノコムシ。

さて・・オオキノコムシの一種であるのは一目瞭然なのだが、

こいつを同定するのは、ちょっと難しい。

 

候補としては、

ヒメオビオオキノコ Episcapha fortunei 

ミヤマオビオオキノコ Episcapha gorhami 

タイショウオオキノコ Episcapha morawitzi 

の3種で、その同定基準は、

(複眼の大きさ : 眼間距離) = 要は目の大きさ : 頭の幅。

 

ヒメオビオオキノコ Episcapha fortunei  = 1 : 1.5~2

ミヤマオビオオキノコ Episcapha gorhami = 1 : 2~2.5 

タイショウオオキノコ Episcapha morawitzi = 1 : 3.5程度

だそうである。。

f:id:ishida-akikoto:20160131203400j:plain

 

うむ・・ヒメオビオオキノコ Episcapha fortunei  としておこう。。